贈らない方がよいもの

消えものや割れるもの

消えるものと言えば、入浴剤や洗剤などの消耗品が挙げられます。使うと無くなる消耗品は、記念に残らない事や、二人が消えてしまうといった意味合いからあまりお祝い事の贈り物としては不向きとされています。他にも調味料などの食料品などがありますので、贈り物としては注意が必要です。また割れるものとして、グラスなどを含む食器類が挙げられます。これは落とした衝撃で食器が割れたり、亀裂が入ったりする事から、二人の関係が壊れるなど別れるといった意味を連想させてしまう為、贈り物には適していないようです。その為心からお祝いを送る際には、そういった負を連想させるような贈り物は避け、縁起を担ぐ意味合いの品物を選ぶ事がポイントです。

高すぎるものや安すぎるもの

内祝いで一番失敗しがちなのが高額な内祝いをしてしまうパターンです。贈り物が高ければ相手に喜ばれる、と言った事ではないので注意が必要です。金額の基準としては頂いた贈り物や金額を目安に、半分の値段でお返しをするのか三分の一の値段にするか、また贈る相手が上司なのか親戚なのかによって決める事が出来ます。頂いた額より大きくなってしまうと、包んだ額が少なかったのではないか、と相手に気を使わせてしまう事になったり、反対に安すぎても失礼になってしまいますよね。もし控えめな金額だったとしても、その方によって実用性があったり、値段以上の価値があればいいかもしれません。内祝いを贈る際はこうした値段設定に気をつけ失礼のないように心がけるようにしましょう。